9ヶ月間アメリカホームステイ体験談|ハズレ枠かもと感じたエピソード4つ
ホームステイを考えている方に向けて、私の9ヶ月のホームステイ体験談をいろいろとまとめてみました。冷静に振り返れば、悪質とまではいかないですが、「費用>体験」という感じでした。
ホームステイでの暮らし|どんな生活を想像しますか?
こんな想像しませんか?ホームステイ前は、私はこのような想像をして期待に胸ふくらませていました!
大きな家、大きな庭。アメリカ人夫婦と一緒に毎日暮らす。
毎日、アメリカンな量の多い食事を一緒に食べる。ついでに英語も実践練習できて最高の日々。
土日やイベントの時は、観光地や地元のイベントに案内してもらう。
最初は距離があったけど、ホームステイ終わる頃には、第二の家族と呼べるほど仲良くなる♡
だが、しかしです。現実は全く違いました。私のリアル経験談をどうぞ。
リアル体験談|私のホームステイ暮らしはハズレ枠?
私は資金にあまり余裕がなかったので、一人暮らしでもなく、ルームシェアでもなく、一番値段の安いホームステイを選びました。
留学エージェントを通して、日本人と同じ家にならないことを条件にホームステイ先を探してもらいました。ホストファミリーの簡単な情報(住所・家族構成・趣味等)の記載がある紙をもらい、それが最終確認となり、そのホストファミリーに決まりました。
一般的な理想のホストファミリーから考えると、ハズレ枠でした。お金を稼ぐためにホストファミリーをやっている家でしたので、学生にかかる経費・労力は抑えめにしている印象を受けました。
場所:シアトル(ダウンタウンから車で20分)
ホストファミリー:70代のセミリタイア夫婦
月額:$750(朝・夕方の食事付き)
洗濯:週1回(洗濯物を洗濯ネットに入れて、
他の学生:サウジアラビア人(男)、台湾人(女)
ペット:子犬一匹
Episode1. ホストファミリーと一緒にご飯を食べなかった…
繰り返しになりますが、私のホストファミリーの理想像は、「毎日ご飯を囲んで、その日あったことを楽しくお話する。そこから英語も学べる!」でした。
しかし、現実は…
朝・夕方の食事は用意してくれるのですが、一緒に食べる機会は一度もありませんでした。
10月から6月まで滞在したので「Thanksgiving」「Helloween」「Christmas」「Newyear」と、アメリカの数々の大きいイベントを一緒に過ごしましたが、ホストファミリーと一度も食事をしませんでした。
決して、ホストファミリーも学生が嫌いというわけではないのですが、自分の生活リズムを淡々と生き抜いていくスタイルでした。
例えば、クリスマスパーティーをする時もホストファミリーの息子夫婦宅にてパーティーをする、わたし達にはいつも通りご飯を作って置いておいてくれるというスタンスでした。
Episode2. ホストファミリーと学生用の食事が別だった
ホストファミリーが食べている食事と、学生が食べる食事は別ものでした。もはや、ホストファミリーのハズレ枠だと、あるあるな話かもしれません。
ホストファミリーをやっていく上で、節約しやすい経費のNO.1は、食費になりやすいからです。
学生側からすると、かなりショックな出来事かもしれません。私も、最初はそこまで露骨に経費節約したいんだ、と驚きました。そもそも一緒に食べたことがないので、目の前であからさまにレベルの違う食事を食べられる訳ではなかったですが…内心はショックでした笑
Episode3. いろいろ制限のある暮らし
わたしのホストファミリー宅のルールは、こんな感じでした。
洗濯は週1回
洗濯は週に1回でした。(これは他のお家もそうだったようです。)
洗濯機を触ってはいけないルールでした。自分の部屋に設置されている洗濯カゴの中に、洗濯したい衣類を洗濯ネットに入れておいておく。週1回ホストマザーが回収して、洗濯してくれました。
シャワーは21時まで。10分以内で。湯船・朝シャワーNG。
シャワーは21時までに10分以内に済ませることがルールでした。
あと、湯船と朝シャワーも禁止でした。
21時までに帰れない日があると、次の日の朝にシャワーが出来ないので、シャワーを浴びずに次の日を過ごすことになってしまうので、結構大変でした。
夜遅くなる予定がある日は、授業が終わって夕方すぐに帰宅して、シャワーしてから、また外に出かけていました。
冷蔵庫は自由に使えない…
明確に使ってはいけないとは言われていないのですが、冷蔵庫を開けているところを察知されると、ホストマザーがとんできます笑
「何やってんの?」的な感じで、点検が入ります。ホストマザーの機嫌がよくない時は、冷蔵庫を開けていると「開けないでー、冷気が逃げる」なんて言われることもありました。
実質、使わないでという感じでした。揉めたくなかったので、これを入れたいと話して、ホストマザーに冷蔵庫に入れてもらっていました。
あとは、ホストマザーがいない時に狙いを定めて、収納・取り出しをしていました。
Episode4. 部屋に転がっている犬のう○ち
ホストファミリーが子犬を買い始めたときでした。犬のしつけがうまく行っておらず、たびたび家の廊下とかにう○ちが落ちていました。
わたしも1回踏みました。ゲキ萎えでした。
たまに、自分の部屋にいるときにホストファザーが大声で
「FU○K!!!!!」
と叫んでいる声が聞こえてくることがあり、「ありゃ、おもいっきり踏んだなぁ」なんて、認識することもありました。